とよた市民活動情報サイトゆめぱレット活動紹介・報告保健・医療・福祉の増進2019年8月4日「わたぼうし音楽祭鑑賞」

2019年8月4日「わたぼうし音楽祭鑑賞」

公開日:2019年08月19日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 2019年8月4日「わたぼうし音楽祭鑑賞」

詳細

ゆめぱレット「わたぼうし音楽祭」鑑賞

来年2月24日(月・祝)に豊田市民文化会館で
「わたぼうしコンサートinとよた2019」を開催するので、本場の音楽祭を知っておくことは大事だということでメンバー5名で出かけました。

■令和元年8月4日(日)
■奈良県文化会館

【プログラム】
■オープニング
子どもたちのダンス
■入選作品紹介
■ゲストパフォーマンス
発達障害のある若者たちの芸術集団「オルス」を海外より招待
■表彰式
■わたぼうし大賞 再唱歌
「2才」
■エンディング
会場とともに「わたぼうし」

たんぽぽの家HP.URL
https://tanpoponoye.org/news/general/2019/08/46009156/

どの歌も個性的で優しい歌でした。
わたぼうし大賞は「2才」という作品。作詞をされた与謝野里美さんは聴覚障がいを持った若いお母さんでした。
2才になるお嬢さんが生活の中で自然に手話を身につけているのを見て、「ありのまま」でいいなぁと実感されたそうです。
違いが違いのままに素直に受け入れられる空気が広がってほしいなぁという願いが込められた歌でした。
実はこの音楽祭に向けて、ゆめぱレットも「仲間と一緒に作りたい」という歌を作って応募しました。

わたぼうし音楽祭の様子は以下URL
でご覧になれます
https://www.youtube.com/watch?v=jgLwltnvlOw

ゲストパフォーマンス「オルス」は、発達障害のある若者たちが舞台芸術活動を通して新たな可能性を探求している海外の芸術集団で、14名の保護者が集まって作ったと聞きました。
 ☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆
3月28日に「仲間と一緒に作りたい」という詩が生まれました。
4月半ばに豊田市在住のゆめぱレットメンバーによってメロディがつきました。
5月半ばころから兵庫県在住のメンバーが伴奏をつけられるように手配してくれました。
そして締切りギリギリに録音をすませて応募しました。
残念ながら落選しましたが、この歌は私たちにとって「始まり」です。
たった14名の保護者が核になって「オルス」が誕生したように、私たちの夢が、この「仲間と一緒に作りたい」という歌の誕生によって小さな形になったと実感しています。

わたぼうし大賞、文部科学大臣賞、奈良県知事賞、奈良市長賞など13個の賞が発表されたあと、エンディングの「わたぼうし」の歌が始まりました。
会場のお客様は「わたぼうしが始まった!」という感じで舞台に上がっていきました。
私たちもちょっと遅れて舞台へ。

たんぽぽの家HP.URL
http://tanpoponoye.org/news/news-wataboshi/2018/01/40258984/

気が付くと何とメンバーがマイクを持って歌っていました!

メンバーに舞台に上がってもらうのには理由があります。
私たちが豊田市で開催する時もお客様を舞台にお誘いする予定です。
その時にメンバーの働きかけが必要なので、その予行演習です。
●会場から上がる勇気
●舞台の上で少し感じる恥ずかしさ
●みんなで歌うことは楽しい!
これらのことを実感してもらえたら2月24日の「わたぼうしコンサート」に役に立つと思います。

「たんぽぽの家」のわたぼうしプロジェクトの中にわたぼうし音楽祭・わたぼうしコンサート・わたぼうし語り部があります。
ゆめぱレット代表小林佐椰伽はわたぼうし語り部塾で語り芸を学びました。
そして8年経った平成23年にゆめぱレットを立ち上げました。
それから3年経った、平成26年に「豊田市市民活動促進補助金はじめの一歩」をいただいて豊田市で「わたぼうしコンサート」を初開催することができました。
それから5年経ち、今度は「仲間と一緒に作りたい」という願いを持って2回目の「わたぼうしコンサート」を開催することになりました。
まるで奈良県で咲いたたんぽぽのわた毛がふわふわ飛んで、遠く豊田市で花を咲かせた感じです。
ゆめぱレットらしく、そしてゆめぱレットだからこそできる「わたぼうしコンサート」開催に向けてこれからみんなで頑張るぞ~という心構えをいただけた音楽祭鑑賞でした。

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