とよた市民活動情報サイト豊田市郷土史研究会イベント情報社会教育の推進令和7年度豊田市郷土史研究会 井戸端会議の話題提供内容の要旨

令和7年度豊田市郷土史研究会 井戸端会議の話題提供内容の要旨

公開日:2025年08月08日 最終更新日:2025年08月09日

TTc250806 サムネイル 井戸端会議-5

豊田市郷土史研究会                  令和7年8月吉日
令和7年度(2025年度)8月以降 「井戸端会議」 
 研修委員会では、毎月「話題提供」という形のミニ研究発表会を開催しています。参加は自由です。関心興味のある方は、ご来場をお待ちしております。
 *会    場:とよた市民活動センター T-FACEA館9階
 *開催日、時間:毎月第3水曜日 午後1時30分〜3時30分
 *内    容:豊田市域及び周辺地域に関する歴史・文化・地域活動などの話題提供約70分の発表と質疑応答
なお都合により変更する場合がありますので、「豊田市郷土史研究会ホームページ」等で確認をお願いします。初めて参加される方は、事前に「研修委員会」藤崎久和までご連絡下さい。(📞090-9192-1206)

【開催予定】
 8月20日(水) 第4回 「伊藤両村と鎌倉街道」   近藤 俊秀氏
「鎌倉街道は、このあたりでは、豊田駒場村から刈谷西境村を通り境川を越えるとされています。その渡河地点から豊明市内に残る遺跡を訪ね、名古屋市に抜ける峠、二村山にある石碑「伊藤両村先生の碑」に焦点を当て、「鎌倉街道と伊藤両村と題して「豊明市の偉人」について紹介します。」

 9月17日(水) 第5回「市外見学会のあらましと展望」 服部 篤氏
「美濃道と東海道が交わる要地に会った大垣城は関ケ原の戦いでは、西軍・石田三成の本拠地となった城である。また、この地は俳聖・松尾芭蕉が奥の細道の旅を終えたむすびの地でもある。井戸端会議では、こうした水都大垣の歴史と文化を学ぶ市外見学の楽しみ方を展望します。」

10月25日(土) 研究発表大会《この回のみ場所:豊田市博物館》
① 「大海人皇子 美濃への進撃路」      渡邊 健二氏
「吉野に隠棲していた大海人皇子は、672年6月22日、大友皇子勢に対し決然と立ち上がった。大海人は大和から北伊勢へ進み、6月26日現桑名市蛎塚新田に妻・鸕野讃良皇女と幼い御子を残し、決戦の地を目指した。40㌔を1日で踏破した大海人は、翌27日野上に安着し、戦いに備えた。」

② 「愛知の郷土料理」    愛知淑徳大学教授 野田 雅子氏
「愛知県は日本の中間部に位置し、南側には海、北側には愛知県の奥座敷とも称される山間部にあり、さらに広大な平野を有するという地理的な特徴がある。気候は温暖であり、農作物や水産物も多い。海のもの、山のもの、川のものといった自然の食材にも恵まれているのも、この地域を特徴付けている。」
11月19日(水) 第6回 「郷土の偉人『鈴木正三』」  平田 弘志氏
「人生の前半は武士、後半は禅僧で鞍ヶ池近くの山中町に恩真寺を建てた。家康・秀忠に仕え関ケ原の戦い、大阪の陣に勲攻があった。42才で出家して頭は剃り髪にして仏門に入る。仏道の布教活動の傍ら多数の著書を残した。今から約400年前に遠い異郷の地天草地方に赴いて老僧の身にとって楽なことではなかった。」

12月17日(水) 第7回 「矢作川流域の風土」②―街道― 西尾 和孝氏
「矢作川流域の舟運は、江戸時代より活発に物資・人の往来が見られた。そして、越戸・古鼠・平古・九久平の土場から、内陸各地へと街道が繋がっていた。とりわけ、拳母を中心とした街道には、飯田街道(中馬街道)、拳母街道、足助街道などが発達し、矢作川流域の産業・文化圏を形成していた。」

1月21日(水) 第8回 「おまつりのルーツをたずねる」 皆本 直樹氏
分かっている様ですっきり説明できない「おまつり」。言葉の意味を表現している「漢字」から「まつり」のルーツを訪ねてみる。漢字の成り立ちを古代中国の時代背景をふまえ、「まつり」を表す漢字の構造から本来の意味と現代の認識を再確認する。

 2月18日(水) 第9回 
「豊田市の豪農古橋家の法事料理」  椙山女学園大学教授 飯塚 恵理人氏
「々は豊田市稲武町の古橋家に伝わる行事料理の文書を翻刻し、西三河山間部の豪農がどのような行事食を食べていたかを調べてきた。今回は江戸時代の「百ケ年回忌」法事料理の文書を翻刻、これまで報告した料理との比較を通して、「百回忌」という稀な行事に対応する特別な食材や料理があるかを検討したい。」

 3月18日(水) 第10回「鈴鹿の偉人―大黒屋光太夫―」 藤崎 久和氏
「大黒屋光太夫はロシアから帰国した漂流民。江戸時代の船頭。伊勢国白子で船頭をしていたが、江戸へ向かう途中に漂流。その後、ロシアでエカテリーナ2世に謁見を許され、10年振りに帰国を果たした。第一部:大黒屋光太夫とは?、第二部:ゆかりの地訪問記を語ります。」

以上
イベント情報名 令和7年度豊田市郷土史研究会 井戸端会議の話題提供内容の要旨
開催日 2025年08月20日(水)~2026年03月18日(水)
開催時間 午後1時30分〜3時30分
主催 豊田市郷土史研究会
開催場所 とよた市民活動センター ホール
郵便番号 471-0026
住所 愛知県豊田市若宮町 
1-57-1
駐車場の有無 有り
問い合わせ先 研修委員会 藤崎久和 090-9192-1206

費用

費用 無料

対象

対象年齢 指定なし
子どもの同伴 小学生可、中高生可

申し込み/定員

事前申し込み 必要
申し込み方法 電話にて問い合わせ

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています