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【公開運用】8J2T7K 豊田市制70周年記念特別局@保見交流館(2021.5.8&9)

公開日:2021年05月12日 最終更新日:2023年01月13日

タイトル 【公開運用】8J2T7K 豊田市制70周年記念特別局@豊田市保見交流館(2021.5.8&9)

詳細

豊田市制70周年記念特別局の公開運用を5月8日(土)9日(日)の2日間、豊田市保見交流館において開催しました。
今回は、活動期間中に8回行う交流館での公開運用の3回目にあたります。

会場にはアマチュア無線愛好者や一般の見学者が延べ17人が集い、コールサイン8J2T7Kでの交信や、無線談議に花を咲かせました。
交信周波数帯:7Mhz,14MHz,18MHz,21MHz,50MHz,144MHz,430MHz
交信数:約300交信

7MHz帯では、北海道から九州まで広いエリアから安定した応答がありました。
さらに、短波帯(18MHz,21MHzなど)や超短波帯(50MHz)では、短時間だけでしたが、夏場によくみられる、電波の到達距離が延びる「Eスポ(スポラディックE層反射)」現象が現れ、国内では北海道や沖縄、海外では台湾の無線局と交信できました。初夏のきざしを感じる二日間でした。

また、来年度に市制50周年記念特別局を開設する予定の岩倉市関係者や40年ぶりにアマチュア無線局を再開局した岡崎市のアマチュア無線家の訪問があり、周辺市町の人たちにも関心を持っていただける活動になってきたことを嬉しく思いました。

次回は、5月22日(土)23日(日)豊田市逢妻交流館で行います。

「8J2T7K」が染め抜かれた「のぼり」で来場者を歓迎です。

入り口で体温を測り、手指のアルコール消毒をして2階へ上がってきてもらいます。交流館が用意されている備品を利用しての手順です。

オペレーション室です。室内からは「CQ、CQ、CQ・・・」の声が聞こえてきます。

 
愛知環状鉄道・保見駅に面したバルコニー壁面に横断幕を掲げました。

オペレーターを待ち受ける無線機です。(5月8日:和室)

午後1時から交信を開始しました。
午後5時半まで頑張りましたが、途切れることのない応答に、「また明日も運用しますので!」と、後ろ髪引かれる思いで終了しました。

21MHz帯で九州・宮崎県、熊本県の無線局と交信中!

オペレーターを待ち受ける無線機です。(5月9日:小会議室)

午前10時から交信を開始しました。
この日も午後5時半まで、目一杯交信を続けました。

デジタル通信の「D-STAR」を使っての交信中!
「愛知日進430レピーター」から「西東京レピーター」につないで西東京市在住のアマチュア無線局と交信しました。
「D-STAR」については、4月29日の活動報告を参照してください。

訪問していただいたアマチュア無線従事者免許を持っておられるご主人の記念写真を撮る奥様・・・

それを見ていたスタッフが、記念撮影をお手伝いしました。
アマチュア無線家のモットーのひとつは”親切”です!

このお二方と私たちとで、アマチュア無線の有用性についての意見交歓をすることができました。普段は突き詰めて考えていないことですが、
『自分のいる場所から国内・海外のアマチュア無線家と交流できる』『災害時に通信インフラが断絶しても自前で連絡手段が確保できる』さらに時流として、『コロナ禍の巣ごもり生活でも社会と断絶しない』そして『足腰が弱くなってで歩けなくなっても、寝たきりになっても喋ることができれば、孤独にならない』など近い将来を想像できることまで、相互に意見を交わす中で、「そうういうことを分かりやすく絵にしてもらえると、アマチュア無線への理解がしやすくなりますね!」といっていただき、私たちの情報発信方法へのヒントが得られた出会いでした。

豊田市保見交流館での公開運用案内

豊田市逢妻交流館での公開運用案内

 
 
このほかにも、豊田市内の各地に出向いて運用を行います。
お近くで見かけられたら、お気軽にお声を掛けてください。

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