とよた市民活動情報サイトHAMサポ豊田活動紹介・報告まちづくりの推進D-STAR 豊田430レピータ JP2YHP 試験電波発射&RS調査(2025/09/06)

D-STAR 豊田430レピータ JP2YHP 試験電波発射&RS調査(2025/09/06)

公開日:2025年09月10日 最終更新日:2025年09月11日

台風15号一過、朝から晴天となった9月6日(日)に「豊田430レピータ JP2YHP」の”設営・試験電波発射”と”電波伝搬調査(RS調査)”を行いました。

これまで準備を進めてきた”屋上区画”に”アンテナ/支柱”を、”無線機室”に”レピータ無線機他”を据え付けて、それらを”同軸ケーブル”でつなぎました。

8時から作業に取り掛かり、11時に設営が完了しました。

スライド2スライド3

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スライド4スライド5

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休憩後の13時に、①無停電電源装置 → ②ルーター → ③安定化電源 → ④レピータ無線機 →(しばらく待って)→ ⑤ゲートウェイサーバーPCの順に電源を投入。それぞれの機器が認識し合って、レピータシステムとして起動しました。レピータシステムの概要は、下記のリンク(はじめよう、楽しもう、D-STAR®)を参照してください。

https://www.icom.co.jp/personal/d-star/?open=1

スライド7初めに『試験電波発射』を前置きして、無線機室内で2台のトランシーバを使って『一つのレピータだけを使う”山掛け通信”』を確認するとともに、出力等の測定や周辺の機器での障害発生が無いこと確認。

引き続き、1台をインターネット回線に接続して『インターネット回線を介して行う”ゲート越え通信”』を確認。どちらも正常に交信できることが確認できました。

次に電波伝搬調査(RS調査)を行うため、受信電波の明瞭度と強度情報および運用地の情報提供の協力を求めたところ、”山掛け通信”と”ゲート越え通信”いずれかの方法で豊田市内、愛知県内、そして山梨県から総数20局を超えるアマチュア無線局から応答がありました。

私たち(豊田430レピータ管理団体)がキー局になって15時30分まで調査を行った後、情報提供にご協力いただいたアマチュア無線局に試験運用条件下での交信を委ねました。

それぞれが競り合うことなく、穏やかに利用を始めていただけました。私たちは安堵するとともに、利用しやすいレピータになっていくことを確信しました。

この結果を以って、試験電波発射報告書を作成し、9月9日(火)午前零時から正式運用を開始することを日本アマチュア無線連盟に通知しました。

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