大学生の野村さんがインターンシップの体験談を作成してくれました!
<1日目>
1日目は、歌を通して介護予防を行っている団体さんに訪問させていただきました。実際に高齢者の方とともにストレッチを行い、歌を歌いましたが、知らない曲が多いなかでも楽しめたと感じます。また、参加している高齢者の方が自然と近くの方とコミュニケーションをとっており、幅広い人の「居場所」となっていることを実感しました。音楽を通して楽しいことや思い出を共有することでつながりが生まれることを学ぶことができました。さらに、団体さんがイベントを進めていくうえで、一方的なコミュニケーションではなく、双方のコミュニケーションを大切にしていることがよく伝わってきたため、温かい気持ちになりました。初めて来た人や何度も来ている人、何か病気や障がいを持っている人など関係なく同じ空間で同じことをするという居場所作りが市民の方の心の支えになっていると感じました。また、2日目に行われるイベントに向けて準備を行いましたが、ともに働くインターン生とともに協力して準備することができました。
<2日目>
2日目は、企業と行政のマッチングを図る連携相談会と豊田コラボカフェに参加させていただきました。企業の方には事業についてお聞きしたり、市役所の職員の方にもお話を聞くことができました。また、このイベントでは企業と行政がどのようにして協力しているかを考えるきっかけとなりました。今回のようなイベントを行政が主催することで、企業と行政のつながりを作るとともに、企業同士のつながりも作ることができていたため、交流の場を設け対面で話すことは双方の成長と地域への貢献につながるのだと思いました。
このイベントには準備、発表、交流、片付けというすべての場面に関わらせていただきました。
大勢の方の前で話し、自由に交流するというめったにない機会をいただきとても学びになるとともに、これから自分がどのように働いていきたいかを考えなおす良い機会となりました。
<3日目>
3日目は、高齢者施設のような施設で盆踊りや体操を通して楽しく過ごすことを目的とする団体さんに訪問させていただきました。実際に団体さんと盆踊りを踊りましたが、子供のころの思い出を思い出し、自然と笑顔になりました。体を無理なく動かすので、体は温まり、高齢者の方にとっても楽しく体を動かせる良い機会なのだろうと感じました。さらに、2日目のイベントの振り返りをかねてグループディスカッションを行いました。次回同じように企業と行政をマッチングさせるイベントを開くとしたらどのように行うかを考えました。
一から話し合い、まとめるのは難しかったですが、イベントを振り返ると同時に意見を言う練習にもなりました。
<まとめ>
全体を通して、様々な方と交流させていただきました。この3日間を通して強い思いを持って活動している団体や企業がたくさんあること、行政がどの活動においても多方面からの支援を行っていることを学ぶことができました。なかなか普段では参加できないイベントに参加させていただいたり、実際に働いている職員の方の話をたくさん聞くことができました。この経験を通して、積極性や自分で意思を持って何かを行う大切さを深く学ぶことができました。自身のこれからの未来につながる体験でした。
この情報は、「とよた市民活動センター」により登録されました。