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58.美里1区区民会館「フレイル予防講座/対話によるアート鑑賞」を行いました!

公開日:2022年09月12日 最終更新日:2023年01月13日
タイトル
58.美里1区区民会館にて「フレイル予防講座・対話によるアート鑑賞」を行いました!

詳細

◆第1回ヘルスサポートさんとコラボ講座開催 2022年8月31日(水)
10:45-12:00 美里1区区民会館
参加者13名+スタッフ3名

・美里地区「翔美会、ストレッチ・筋トレ分科会」より依頼を受けて「フレイル予防講座ー対話によるアート鑑賞」出前講座。他の地区のヘルスサポターさんも見学にみえる。

・健康に気を付けて毎回集まってみえるシニアの方たちと、豊田市美術館所蔵 ルネ・マグリット《無謀な企て》複製パネルを用いて鑑賞。美術館のPR、
クリムトと牧野義雄の作品も紹介。

・ストレッチと筋トレで身体が解れ心地良いなか、お茶を頂きながら人生経験豊かな意見を笑顔とユーモアを交えて語り合い、和やかに鑑賞を楽しむ。

・フレイル予防には、社会参加が欠かせないとされている。
脳の前頭葉の血流は会話のキャッチボールで増えることが知られている。
・また、毎日同じことでは前頭葉が使われず縮小し意欲が衰える。いつもと違う「アート鑑賞」を体験することで、脳が刺激され意欲が増し認知予防につながる。

※参考文献:高齢社会総合研究、認知症専門医などの予防法掲載テキスト等

・地区のヘルスサポターさんの指導で、柔軟性向上の分かり易いストレッチを椅子を用いて、徐々に難易度が高い筋トレに移る。

・手足のバランスや左右違う体操では間違えてしまい、笑いが絶えない。

・簡単だと思っていたが、意外と頭を使う組み合わせに戸惑い汗をかく。

・最後にオーラルフレイルの予防を兼ねて発音練習をするが、ガイドツアーを行う私たちの活動に取り入れると良いと思えた。

・全て終わる頃には体が軽く心地良い、その後に頂くコーヒーは美味しく交流が深まった。

・身体がほぐれて、心も落ち着いた雰囲気の中で少し脳を刺激する作品を見る。

・鑑賞が始まると、直ぐに左手がない。左手はこれから描く制作途中。
・マネキン?モデルにもともとないのか。
・モデルは女性なのか、男性も混じっているようで中性的、男性と女性が同居している。
・影がある、CGの様、モデルはいるのか?夢に出てきたものか?
・上半身と下半身が違う。足が男性的。下半身はアジア系。足が短いから(笑)
・2人の顔が似ているので、女性化したいという思い?
・男性におっぱいを付けた?
女性の丸みがない。
・自分が入れ替わったらと考えている。分身を描いている。

・初めて見る作品に躊躇なく次から次へと意見が出る。体も脳も解れたようで、主催者から来年もよろしく!と、嬉しい反応。

・時間の配分を十分して下さって余裕があり、美術館のPRを丁寧に伝える。

・半数以上の方が美術館へ行かれていたが「国内で行ってみたい美術館2位」を伝えると、豊田市民だけあって、知らなかったと驚いて嬉しそうにうなづいてみえる。

・クリムト《オイゲニアプリマフエージの肖像》
知っている方が多く、解説を興味深く聴いて下さる。
展覧会の記憶が蘇ったのか、女性たちの間で活気が出て盛り上がる。

・郷土の作家、牧野義雄《ピカデリーサーカスの夜景》
ロンドンっ子には嫌われている霧を水墨画の技法を用いて情緒豊かに描いた。霧の画家と知られた。

・100年も前のことに感心し、地元でもあり関心を持って聴いてくださった。

この情報は、「豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ 「アートフレンド」」により登録されました。

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