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61.コロナにより3年ぶりに美里交流館で「対話によるアート鑑賞」出前講座

公開日:2022年12月14日 最終更新日:2023年01月13日
タイトル
61.コロナにより3年ぶりに美里交流館で「対話によるアート鑑賞」出前講座

詳細

3年ぶりに美里交流館で
「対話によるアート鑑賞」出前講座

12/1日(木)13:00~14:30
美里交流館 中会議室に於いて
参加者:13名+スタッフ5名=18名

ご無沙汰していた美里、益富地区のリピーターさんが多く参加。
リピーターさんが、地域の方に声掛けしてくださって、初めて参加の方もみえて嬉しい反応。

鑑賞作品にコレクション展から、
ミケランジェロ・ピストレット《窃視者(M・ビストレットとV・ピサーニ)》1962、72年

作品を知って頂くのに参考画像、ミラーを用いて工夫する。

◆この二人の男はどういう人だと思いますか?私はたぶん作家と友人だと思います
◆この二人は何をしようとしているのでしょうか?
・絵を見に来た人の心が映るのじゃないか
・二人と視線が合わないのがホッとする
・見られているようで気持ち悪い 視線が合わない方が安心
・二人が後ろ向きなら知っている人を見ていると思う。向かい側に何か置くとベラスケス(ラス・メニーナス?)のよう
・(見た人から)鏡面がステンレスなので歪むのが気になる

【参考画像を見る】
◆二人はどこを見ているのか
・視線が左だから左に何かあるのかと思う
・二人は展示室内の絵を見ていて、いくらかなと鑑定している
・常に代わる映っている鑑賞者を含めての作品。
・映るのは今という瞬間で過去は映らない。作品を見ると自分を見ることができる⇒今現在の自分を知る。
◆鏡の役割とは? 
・鏡に映るものは常に変わる⇒その時の心の変化。自分の心を映す
(参加者から良かった、混乱した、少し難しいとの意見も)

鑑賞後に、
開催中の「ゲルハルト・リタヒター展」のポイントと数点の作品の見どころを対話を交えて紹介
展示室で本物を見ることで筆跡、色の変化、体験談、
ゲルハルト・リヒターのたどった人生と芸術界の変化。試行錯誤して得た絵画技法、ドイツが抱える負の遺産をどう表現するのか
60年の画歴でたどり着いた、重要作品《ビルケナウ》とその後の作品の変化を分かり易く伝える

この情報は、「豊田市美術館ガイドボランティア自主グループ 「アートフレンド」」により登録されました。

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