ゆのか(市民活動センターインターンシップ生訪問レポート)
【インターンシップ生が団体さんの活動を訪問しました!】
2023年9月27日(水)13:30~14:30、市民活動センター活動室1でゆのかのおしゃべり会を見学し、活動への想いを伺いました。
家でも学校・職場でもない第3の居場所である「ゆのか」は、どんな人でも気軽に訪れることができるところが大きな特徴です。
参加者の中には市外から来ている方もいました。コロナ禍によってzoomでの活動も始めたとのことで、現在はzoomのみ参加する人も多いそうです。
この日は「世話人」のお2人だけでなく、数名の参加者ともお話しすることができ、終始のんびりとしたあたたかい時間を過ごすことができました。
参加者からは「どんな場所かが決まっていないところが良さだ」との声が上がっており、ただその場所があることが参加者にとってはすごくありがたいとおっしゃっていました。活動日に参加していない人たちにとっても、「ゆのか」の存在が心の支えになっているのではないでしょうか。
「世話人」のお2人からは、専門性を持った「支援者」になることはできないため、困っている人に対して自分たちが解決しようとするのではなく、話を聞いたり、場合によっては支援できるところにつないだりすることが目的だとお話ししていただきました。
お2人のモットーは「無理せず長く続けること」。無理して張り切りすぎてしまうと続かない場合もあるため、肩の力を抜いて、自分たちのペースでのびのびと長く活動していきたいとのことでした。また、個人としてもグループとしても「孤立しないこと」を大事にしており、あえてできないことや弱みを見せることで、人とつながる機会を増やしていると話してくださりました。
室内には本やおもちゃ、団体のチラシなどが置かれており、思い思いの時間を過ごすことができる工夫がされていました。「世話人」のお2人からはお母さんのようなあたたかい雰囲気が溢れており、息の合ったトークが印象的でした。参加者も交えて団らんする様子も見受けられ、どんな人でも参加しやすい空気感が漂っていました。
扉には、「ゆのか」に込められた思いが貼られています。
取材に訪れた私たち自身も、ゆっくりのんびりとした時間を過ごすことができました。
この情報は、「市民活動センター」により登録されました。