とよた市民活動情報サイト活動紹介・報告まちづくりの推進HAMサポ豊田JJ2YWY クラブ室解放活動

HAMサポ豊田JJ2YWY クラブ室解放活動

公開日:2023年09月18日 最終更新日:2023年09月20日
登録元:「HAMサポ豊田

テーマ<工作の日>

開催日時 2023年9月17日(日) 11:00~17:00

会場   HAMサポ豊田JJ2YWYクラブ室(豊田市井上町)

参加者  クラブ員 4人

内容

とよた市民活動センターの交流コーナーに掲示中の「活動紹介フリップ」に書き込まれた、いくつかの質問に共通の疑問点”電波が見えるといいな!”に応えるため、時代をさかのぼること135年の1888年にドイツ人のヘルツさんが電波の存在実証に用いた実験装置のもどき品を作ってみました。(動作は動画参照)

https://youtu.be/0l5VHTPMCRU

この実験装置もどきは、2005年に開催された「愛・地球博」の日本アマチュア無線連盟ブースの工作教室で教材にされていたものです。当時ボランティア参加していたメンバーが保存していた資料を参考にして製作しました。

⑤アンテナ棒を付けて完成

左側が「電波発信機」、右側が「電波受信機」です。

電波を発生させるには、アンテナに高周波電流を流して磁界を発生させなければなりません。「高周波」を「瞬間スパーク」に置き換えて、単発ですが「高周波電流」を流します。このときに高周波電圧を付加するのが、着火ライターに使われている「圧電素子」です。これが実験装置の肝となる部品です。

電波の不思議2抜粋

電波を受信するには、アンテナに到達した電界で磁界を発生させて、磁界が誘導する高周波(単発パルス)電流を可視化しなければなりません。ヘルツさんは、受信機のアンテナ間のギャップで発光するスパークで電流の発生を可視化しました。

さらに一歩進めたのが、「電波の不思議5」で紹介したマルコーニさんです。電波の存在から信号を作り出すために、「コヒーラ」を考案しました。アンテナ間を導通させることでスイッチとして作動するようにしたのです。アンテナギャップ上に乗っているのが、アルミ箔を丸めて作った「コヒーラ」です。

電波の不思議5抜粋

 

 

 

 

今回製作した装置は、10月22日(日)に高橋交流館で開催する「とよた・アマチュア無線まつり2023」で実動展示します。実際に確認してみたいという方は、ぜひお越しください。このイベント案内は、近日中に当サイトのイベント案内に掲載します。

以下に、製作風景を含めた報告書を掲載します。

報告書

 

この情報は、「HAMサポ豊田」により登録されました。

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