「とよたのラリー」記念特別局　8J2TR 運用 11/29

「とよたのラリー」記念特別局8J2TR（免許期間　11月１日～11月30日）の移動運用（公開）を11月29日（土）に行いました。

8J2TR運用地：あすて＠豊田市本町本竜

　　　参加者：JP2XDG,JH2UVB,JR2WBG,JI2JEK,JS2SXP

　　　運用者：JH2UVB,JR2WBG,JI2JEK

　　　運用バンド／時間／交信局数：

　　　　７MHz(SSBモード）／10:30～13:30／101局

　　　　14MHz(SSBモード）／13:30～14:30／７局

WRC最終ラウンド第14戦（サウジアラビア）の最終日に、遠く離れた炎天下の地で繰り広げられているラリーに思いを馳せながら移動運用を行いました。天気は穏やかに晴れて暖かく、また機材の調整も上々で、快調な運用となりました。

使用したアンテナはDIAMOND社製”CPATU”です。屋外型のアンテナチューナーを介して作動させるヴァーチカルアンテナで、HF帯域内で自由に周波数帯設定ができます。これまでに１度だけ地上設置で使用したことがありますが、今回は狭小スペースで設置可能な利点を最大限に活かすため、軽トラックの荷台にある「鳥居」に設置しました。

その中で14MHz帯での運用を「8J2TR」として初めて行いました。14MHz帯は、第２級アマチュア無線技士以上が使用できる周波数帯です。安定した通信ができて、海外交信も可能なだけに、運用マナーにも気を付けなければなりません。今回は、第２級アマチュア無線技士免許を持つJI2JEKが担当しました。

電離層のコンディションがマッチした北海道、九州のエリア局との交信ができ、これまでサービスできていなかった周波数帯での交信実績を残すことが出来ました。

そして、これまで幾度となく私たちの活動に参加してくれている小学生アマチュアが今回も参加して、設営から撤収までの時間を一緒に過ごしました。

ベテランのオペレータが短波帯で全国の局（北海道から九州まで）と交信する様子を眺めたり、ベテランたちとの談笑や自分の超短波帯のトランシーバで個人運用（豊田市炮烙山移動運用局と交信）するなど、思う存分マチュア無線を楽しんでいました。