とよた・音楽の大河コンサート　”2024 ニュー・イヤー・コンサート”　開催しました

とよた・音楽の大河プロジェクトの第４回コンサートを開催しました。

日時　１月26 日（金）18:45～20:45

場所　豊田市参合館　豊田市コンサートホール

出演者　＜クァルテット・エクスプロ―チェ＞

　チェロ　森山涼介（東京都交響楽団）豊田市益富地区出身

　チェロ　辻本　玲（NHK交響楽団・主席チェロ奏者）

　チェロ　市　寛也（NHK交響楽団）

　チェロ　高木慶太（元読売日本交響楽団、現フリー・チェリスト）

参加者　216人　他にスタッフ　14人

とよた・音楽の大河プロジェクトとして、豊田市コンサートホールを会場とする初めてのコンサートです。

そのコンサートの開演の時を迎えた時に、あらためてコンサートの成り立ちを実感しました。それは、四つの立場の人がいて成り立っているということです。

このコンサートで言えば、一つ、リスナーとして会場に足を運んでいただいた200人を超えるお客様。二つ、ステージに演奏者として出て行こうとする『クァルテット・エクスプロ―チェ』の名だたるチェリスト達。三つ、会場スタッフとしてフロントやロビー、楽屋裏の持ち場で運営にあたっているクラシック音楽を愛好する市民。

そして四つ、プロデューサーとして『豊田市民がそれぞれの立場で、音楽を楽しむ場づくりに主体的に関わり、他の者を楽しませる。そして、全体として更なる喜びが高まる』という豊田市の音楽文化の絵姿を思い描いて取り組む市民。

今回の演奏会で、言葉が形になって見えました。

いよいよコンサートの幕が上がります。第１曲目の宮城道雄作曲「春の海」で新春の雰囲気を作り、その後は、コンサートタイトルに相応しい、『ヨハン・シュトラウスファミリー』のウィンナ・ワルツが続きます。オーストリア・ウィーンで新年に開催される『ウィーン・フィル／ニュー・イヤー・コンサート』でお馴染みの名曲です。そこに、クァルテット・エクスプロ―チェのテーマ曲ともいえる『バッハ』の「シャコンヌ」や『チャイコフスキー」の「ロココ風の主題による変奏曲」などの名曲を織り交ぜながらのコンサートは、すべての人をチェロの音色の虜にしながら進み、アンコール曲『アザラシヴィリ』の「無言歌」で名残惜しさをかもしながら幕を下ろしました。あっという間の２時間でした。

終演後に、ロビーで演奏者がお客様をお見送りしながらの交歓タイムを設けたところ、演奏会の感動を４人に伝えようと上気しながら声を掛けるお客様の姿と、応対する演奏者の笑顔がみられ、最後の最後まで楽しんでいただけた様子を見て、主催者として嬉しくそして安堵しました。

また、今回初めて会場スタッフとして参加した方からは、『舞台裏を担当して、初めて足を踏み入れる場所の緊張感に戸惑い、さらに演奏者との接遇にドキドキしましたが、皆さんがとても感じの良い方ばかりで感激しました。後半は客席に座って聴くこともできました。これまで気軽に楽しんできたコンサートが、多くのスタッフの協力があってのことだと分かり、心して楽しみたいと思いました』と感想をいただきました。

次回以降のコンサートでも、スタッフとして活動していただける方を募集しています。一度体験することで、コンサートがより身近になり、音楽そのものにも心惹かれることと思います。お気軽にご応募なさってください。

なお、今回のコンサートは、２月３日（土）～２月９日（金）に、ひまわりネットワーク「ひまわりニュース＆トピックス」で紹介される予定です。ひまわりアプリでも視聴できるようですので、ご覧ください。

さて次回、とよた・音楽の大河プロジェクトの第５回コンサートは、４人の若手弦楽器奏者による「アプス弦楽四重奏団　弦楽四重奏で辿る旅　vol.4」をお届けします。（イベント案内↓）

https://www.toyota-shiminkatsudo.net/group_299/system/event/5688.html

2024年２月12日（月・祝）開演15:00／豊田参合館・豊田市コンサートホールで開催します。

現在、チケット販売を行っています。いろいろな購入方法がありますので、迷ったら、まずはお電話ください。

・事務所窓口での購入・・・豊田市コンサートホール、豊田市民文化会館　

・郵送他での購入・・・お申込み後に詳細案内します（お電話、とよた市民活動情報サイト、公式LINEで）

担当　とよた・音楽の大河プロジェクト　代表　柳澤宏之　090-4191-4638