とよた・音楽の大河コンサート ”ピアノ三重奏リサイタル ピアノトリオ名曲選 vol.2” 開催しました
とよた・音楽の大河プロジェクトの第21回コンサートを開催しました。
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日時 11月16日(日)14:00~16:00
場所 ALTO SALON
出演者 <トリオ・アンダンティーノ>
ヴァイオリン 城野聖良
チェロ 高木優帆
ピアノ 渡辺友梨香
参加者 一般34人 学生6人 他にスタッフ 4人
豊田市南部の田園地帯にある閑静な住宅街の音楽ホール「ALTO SALON」には、開場前から多くのお客様が集まり、前庭やテラスで談笑する和やかな雰囲気に包まれました。入場後も40席を譲り合いながらお好みの席に着き、開演までの時間を思い思いに過ごしていただきました。
前半の演奏曲《メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第2番》は、メンデルスゾーンの晩年に書かれた作品で、ピアノ・ヴァイオリン・チェロが緻密に呼応し合い、繊細な構成と深い精神性を併せ持つ傑作です。
後半の演奏曲《ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番》は、ブラームスが20歳を過ぎたばかりの頃に初稿が書かれ、その後58歳の時に若き日の旋律を可能な限り残しつつ大幅に改訂されたものです。希望に満ちた若者の感性と、確かな技術を備えた円熟期のブラームスが共存しているかのような魅力を湛えています。
アンケートには「会場もよく鳴って、素晴らしいアンサンブルに感動しました」との声も寄せられ、コンサートホールより近い距離でピアノ三重奏の豊かな響きをお楽しみいただけた様子がうかがえました。
終演後には、夕暮れが迫る時間ではありましたが、まだ暖かさの残る前庭で記念撮影を行いました。これほど多くのお客様に囲まれ、演奏者にとっても感極まるひとときとなりました。
ご来場くださいましたお客様、そして会場をご提供くださいました「ALTO SALON」様に、心より感謝申し上げます。
今回惜しくもご来場いただけなかった皆様におかれましては、次回以降の「トリオ・アンダンティーノ~ピアノトリオ名曲選~」にぜひご期待ください。
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